日本ロレアル 安尾美由紀さん

2010/10/13 22:35 に junichiro inutsuka が投稿   [ 2010/10/13 22:36 に更新しました ]

(日本ロレアル株式会社 プロフェッショナル プロダクツ事業部 広報本部PRグループマネージャー)

 今回は、安尾さんご自身のプロ人生と重ねるように、ご担当ブランドの広報事業の成長過程をお話しいただきました。

ブランドづくりは、魅力という共感をつくりあげる仕事です。その魅力は商品との関わり方によって次元が異なるものでありながら、ブランドとしてのアイデンティティを形成するものでなければなりません。

多元的統一というプロセスがその要であると、本日のお話を伺いながらあらためて感じました。なるほどそれは人の魅力の構造とも重なります。

自分づくり。

安尾さんはお話の締めくくりに、聴講している学生たちに対して、これからの職業生活への見方を述べられましたが、広報という仕事の特性・構造に限らず、これからの人の社会性を考えるにあたっても、それはひとつのモデルを提示しているように思えます。

 技術的な点で一つ加えれば、従来の広報事業の対象=メディアの構成が、今日大きく揺らいでいることは気に掛かります。つまり、雑誌とネットとのバランスが、雑誌の衰退によって急速に崩れだしていることです。安尾さんのお仕事がすでに、その対応を進めていることをお話から知られましたが、雑誌というメディアが企業広報の社会構造とあまりにもぴったりと合うように形作られていただけに、メディア戦略を根本から検討する構想も必要なのではないかと感じました。

一つの研究課題となりそうです。

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