みずほCSR推進室 橋村さん 2010/12/2

2010/12/08 4:53 に junichiro inutsuka が投稿   [ 2010/12/30 10:19 に更新しました ]

株式会社みずほフィナンシャルグループ コーポレート・コミュニケーション部 CSR推進室室長の橋村さんに、<みずほ>のCSRへの取組み、と題して金融の価値、金融機関の社会的価値について多面的に、実践例を通してわかりやすくお話しいただきました。

金融犯罪防止のための取組み、バリアフリー化などについては、それらが制度やハード、ソフトの問題であるだけでなく、実際に担う人の姿勢や心がけによって実現されること(ハートフル)。今日の金銭経済社会の現実の上で、小学校から高校までの金融教育の意味を考え実践することなど、地道で堅実な取組みの大切さが深く印象に残りました。金融工学/マネーゲーム的なものとの違いが特徴です。

一方、環境危機対応が問われる時代において、環境負荷軽減のためのファイナンス、つまり新エネルギーなど環境ビジネスへの融資という、本業と直接する事業領域が注目されます。そこでは、環境指向型の企業への金利引き下げやコンサルティング、マッチング(事業連携)、あるいはカーボンフットプリントなど環境会計サービスの提供、クリーン・エネルギー・ボンドなどの例が紹介されました。新しい産業形成の促進への金融を通しての貢献という、金融機関の本来の働きが環境社会づくりにどう現実化しているのかということです。

一方、みずほのオフィス業務自体のCO2削減について、2012年目標を2009年に前倒しで達成したというのは、社会全体の実情から見れば実にすばらしいことです。社員のecoアクション宣言など、さすがにやるべきことをやっているという印象でした。

橋村さんのお話しを通して、米国企業主導による世界的な金融ビジネスの発展に日本は後れをとったといわれ続けてきたこととは異なる、金融機関の公共性の問題について、我々一般市民も含めて、きちんと考え直す必要があると感じました。
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